
画像引用:https://x.com/KpsZSU/status/1905588352608321578
昨年秋にF-16がSu-34を撃墜した噂が出回りF-16の初戦果だ!と巷ではずいぶん盛り上がりました…が…その後続報もなくフェイクというか、先走ったニュースのようでした。
ここ数日、似たような話題が巷では盛り上がっています。
フェイクの可能性があるので、数日間様子見してましたが、どうやらSu-35が撃墜されたことは事実のようですけど、それがF-16によるものかはっきりせず…。
ウクライナ軍も撃墜戦果は公表しましたが、F-16によるものか言及はなし。
Great news to start your weekend 🔥
— Defense of Ukraine (@DefenceU) 2025年6月7日
This morning, on June 7, 2025, the Ukrainian Air Force successfully shot down a russian Su-35 fighter jet in the Kursk direction. pic.twitter.com/29KzMjsbHy
ホントなら、戦意高揚のため大々的に発表してもいいような気がしますが…。
今回は、スウェーデンから供与された早期警戒管制機ASC890とのデータリンクによる戦果のようです。
✈️🇺🇦 Ukraine unexpectedly wins air battle, F-16 shoots down Russian Su-35, — BILD
— MAKS 25 🇺🇦👀 (@Maks_NAFO_FELLA) 2025年6月9日
The battle took place over northeastern Ukraine. Ukrainian Air Force sent a fighter jet to attack Russian positions in the Kursk region. In response, the Russians raised an Su-35.
However, the… pic.twitter.com/UBMOZhve0A
ウクライナが予想外の空中戦勝利、F-16がロシアのSu-35を撃墜 — ドイツBILD誌
「戦闘はウクライナ北東部上空で発生した。ウクライナ空軍はクルスク地域のロシア軍陣地への攻撃のため戦闘機を派遣した。これに対し、ロシア軍はSu-35を投入した。 しかし、ロシア軍パイロットは待ち伏せ攻撃を受けた。スウェーデンのサーブ340AWACS(対空迎撃システム)機がF-16とともに離陸し、国境から300km地点でロシア機を発見し、その座標をF-16パイロットに送信した。 F-16はAIM-120ミサイルを発射し、Su-35はクルスク地域のコレネヴォエ付近の国境から16km地点で撃墜された。 実際、数百km離れたロシア機を検知できるスウェーデンのAWACSシステムは、ロシア軍Su-35のレーダーの射程距離における優位性を無効化した。」
ASC890のレーダー補足範囲は高度6000mで全方向300~400kmとなっています。一方、Su-35のレーダー補足範囲はF-16等の中型戦闘機で300~400km、F-15の大型戦闘機で400~500km可能ですが、あくまで機体正面の狭い照射範囲ですから、地上レーダーや警戒管制機の情報提供なしでは機体正面以外の対応は難しいかと。
このドイツBILD誌ですが、でっきり日本のゴシップ週刊誌レベルと思ってましたが、そこまで酷いものでもないようで…でもまぁ、どこまで信用できるものか?
でも、記事自体は十分あり得る内容と思いますし、今後ロシアは“ASC890狩り”を考えるでしょうから、スウェーデンからの貴重な丸腰のレシプロ機を、しっかり護衛してほしいです。
しかし、第5世代ステルス機(F-22、F-35)の対レーダー秘匿性能は抜き出てますね。
36~58kmまで発見されずに接近できるわけです。
短距離対空ミサイルAIM-9Xの射程は40km以上、飛翔速度はマッハ2.5ですから、マッハ1(340m/秒)の航空機との相対速度は1,190m/秒です。
なので相手からすれば、レーダー警報後30秒以内にいきなりミサイルが向かってくるわけで、回避するのがなかなか厳しいものかと。
The Sukhoi Su-35S may look like an ordinary Su-27, but under the hood, it’s a very different beast, especially when it comes to sensors. Here’s a (slightly dated) summary of Flanker-E’s "claimed" electronic capabilities. #avgeeks #aviation #aviationdaily #aviationlovers #Russia pic.twitter.com/FVyhz0X4vm
— Air Power (@RealAirPower1) 2023年2月7日
このステルス性能の例えがなんとも笑えるというか…Su-57はここまで酷いとは思えませんし、J-20に至っては悪意すら感じますが…笑
— AKR UC (@akr89804) 2025年6月9日
お口直しに…ASC890がスウェーデンからウクライナに移送される時に、護衛してきたスウェーデン空軍のグリペン戦闘機が帰っていく時の動画です。
View from the cockpit of an ASC890 with Gripens saying good bye. Slava Ukraini! pic.twitter.com/YFSctSOS3E
— Bammen (@BAMhkp) 2024年5月30日
miyasyu-military.hatenablog.jp