
ブルーは、映画「ジュラシックワールド」での設定は“ヴェロキラプトル”となっていますが、古生物学的に見ると“ヴェロキラプトル”とは違う種になります。
実際のヴェロキラプトルは、体長約1.8m、体重15〜20kgの小型で俊敏な羽毛恐竜です。最新の研究では、単独行動が中心で、鋭い鉤爪と高い知能を武器に獲物を狩っていたと考えられています。

ホントは古生物学的に“デイノニクス”と呼ばれる種になります。
デイノニクスは、体長約3m、体重70〜100kgの大型で筋肉質の恐竜です。
群れで行動し、大きな鎌状の鉤爪と高い知能をもち、集団で獲物を狩っていたと考えられています。
また、羽毛があった可能性は高いですが、今のところ確証はありません。(個人的には羽毛はニワトリみたいになるのでやめてほしい…)

「ジュラシックパーク」シリーズの原作者マイケル・クライトンが、「デイノニクスをモデルにして、名前は“ヴェロキラプトル”の方がカッコいいから採用した」といった経緯があります。
ということで、ブルーは“ヴェロキラプトル”と呼ばれています。

作品中に“ヴェロキラプトル”4姉妹が登場しますが、小説や資料を読むと映画ではわからない個性がちゃんと設定されています。
①ブルー:
・幼い頃から“リーダー気質”をもつ
・生まれた直後から好奇心が強く、警戒心が低い
・他の姉妹よりも早くオーウェンに慣れた
・訓練初期から指示を理解するスピードが速かった
②エコー:
・ブルーに次ぐNo.2の実力者
・非常に凶暴
・ブルーとの“リーダー争い”の結果、顔にブルーにつけられた傷跡がある
③デルタ:
・最も訓練に忠実
・指示への反応が正確で、オーウェンの手信号を完璧に理解
・群れの中では“副官”のような役割
④チャーリー:
・最年少でブルーを慕い、訓練中もブルーの動きを真似して学習
・好奇心旺盛

残念ながら作品中(1作目)、ブルー以外の姉妹は死んでます。
チャーリー:人間のロケット弾により死亡
エコー:インドミナス・レックスに噛まれ、投げ飛ばされて死亡
デルタ:インドミナス・レックスに捕食されて死亡

ここで名前について単純な疑問が…というのは、ブルーは別として、チャーリー(C)、デルタ(D)、エコー(E)がいるのに、なぜアルファ(A)とブラボー(B)はいないのか?
ほんとは6姉妹だったのでは?と考えますが…。
知る人ぞ知るこの呼び名は、NATOフォネティックコードのものですが、この件についてAIに聞いてみました。
すると、“群れ”のリーダーであるオーウェンがアルファであり、ブラボーよりブルーの方がブルーラインのキャラクターとして目立つ上に、覚えやすいためとのことでした。
なるほどね、納得…。

キットについては、言うべきことは何もありません。
造型、動きのバランス、プロポーション等々文句のつけようがないです。
強いて言うなら、各パーツの合いが微妙に悪いくらいでしょうか。(それでも精度は十分高い)

パーツ数が少ない分、塗装勝負のキットなので、それなりの経験値は必要です。
ですが、数少ない恐竜キットの中、このX-Plusさんのキットはダントツの出来だと思います。
miyasyu-military.hatenablog.jp
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